2019年2月14日木曜日

『今、日本人の精子がピンチ』ってホント?

夕方のニュースで、
子どもを授からないカップルの特集が組まれてました。
キャッチが、『日本人の精子がピンチ』やったり、
『今、日本人の精子が少なくなってます』やったり。
いやそりゃ多少は、食生活とか生活習慣の変遷に影響されてるのかもしれませんけど、
単純に、ここ最近でやっとデータが集まってきたってことやと思うんやけどな。(ちなみに、ここ最近=ここ40年。だそう。最近じゃない。)
「不妊は、約半分は男性が原因」と紹介されましたが、正しくは「約半分は男性“にも”原因」がある、です。実際、男性のみに原因がある場合、男女ともに原因がある場合を合わせて48%。このうち約半数は女性側“にも”原因があるのだそう。だから結果的に二人共検査、治療を受けるのが吉てゆうことですよね。
まぁ、結婚、こども、て、二人の問題ですからねぇ。
ここまで『男性が、』と強調されるのは、
不妊は女性側に原因があるものだ、と長く信じられてきたからで、検査や治療を受けたがらない男性(と、その家族)が多かったから。
これ、無意識下のヤバイ思想がこびりついてるってことで、あえて限定的に強調してるんやろうけど、、、
ちょっと語弊があるよなぁ。。。
けど、今の医療だと、
「精液に精子が一匹もいない」ていう場合でも、
精巣開いて採取することもできる(可能性もある)らしい。
すごい。
結婚したい人は結婚して、
子どもほしい人は子どもが授かれる。
ていう時代が近づいてる。