・・・(昨日の記事を受けて、)と、いっちょ前に思うのだ。セカイはもっと広いのになぁ。と。
演劇を介するとセカイは無限に広がってゆくのに。現実ではなぜこうも視野が狭まるのだろうか。
それはつまり、「演劇は嘘だ」という、どこかでそういった諦めがあるのだ。
演劇をホントにしたいと。
ホントの延長を演劇にしたいと思っていたのに、そんな自分が一番に線引きしているのがなんとも切ないことだ。
ただ一つ、救いがあるのは、
演劇は、現実よりも豊かだということだ。
昨日みた、かしこしばい『河童ライダー』でのセリフの様に。
演劇のドコがすき?―なんでもアリなところ。
本当は、現実でもなんでもアリなのだ。
ただ、自分がブレーキを離さないだけで。
それだけはわかっている。
でも、演劇は、決して嘘ではないのだ。