2018年12月7日金曜日

(そういえば)『コトラーのマーケティング3.0(著:フィリップ・コトラー)』を読んだよ。

つぼさかまりこのいまさらシリーズ、その2。

この本は、新しく仕事を受けたいなぁと思ってた時に、
ある会社さんのテストライティングを受けようと課題を見てみると、
『「コンテンツマーケティング」に関しての記事をリライトしてください。』というテーマだったので、お勉強のために手に取ってみた本です。

まだ、ライターデビューしてから2年。のペラペラペーペーのわたし。
実は、自分がかいた作品の、自分の役が「売れない作家」だったので、
役作りも兼ねてちょっとやってみっかー。と始めたお仕事です。

なので、実は実は、右も左もわからず飛び込んで、
お仕事受けてみて慌てて勉強して・・・の繰り返しでございますのです。

ちなみに、テストライティングは受ける前に忙しくなって納期に追われ始めたために見送り。まだ受けてません。

さて。この本。ですが。

そもそも、マーケティング“3.0”、3.0って何ぞや!て話なんですが。
簡単に言うと、マーケティングの方法がえらいバージョンアップしてますよ。ということ。
もう、第三世代に入ってきてまっせ、今までのままやったら太刀打ちできまへんで。という話です。要は。

その昔、マーケティング1.0時代は、産業革命の頃。
商品に人が集まるという時代。商品さえ作れば売れる。作れ作れ、ガンガン作れ!という状態。大量生産・大量消費。という感じかな。

商品は、とにかく性能重視。こんな性能があります。スペック高いでしょ。ていう。「機能的な価値」に重きが置かれていた。と。
顧客のことは一切考えなくてよし。「消費者は、ある製品を買うのだ」みたいな感覚。

少し進んで、マーケティング2.0時代は、インターネットが普及した情報化の時代。
消費者は、ある程度詳しく情報を持っていて、商品の比較が簡単にできるようになる。
なので、「お客様は神様だ」的な、とにかく顧客満足度を上げる、それでリピートしてもらう。という感じ。

商品を売るためには、同業多種との差別化をしなきゃいけない。差別化がマネーを生む!みたいな時代。

そして、今。マーケティング3.0。
もう、消費者は「良い商品」だけを買うわけではなくなってきた。のだそう。
比較検討当たり前、良いものを手にして当たり前。となった今、どうやって商品を売るのかというと、

今度は、企業の「理念」だったり、「社会貢献度」だったり。「企業の考える、企業の使命」になってくる。のだそう。
精神的な共感を得られる会社の商品を買う。お店のコンセプトだったり、企業の持つ理念や使命に対して、消費者の心が動いたときに、お金が動く。ということ。

ふーむ。なるほど。
確かに、なんとなーくは理解できる内容ではあるか。

SNSが爆発的に広まって、病的なほど人とのつながりに依存して、でも現実世界では拒否して。ていう、なんかちぐはぐな時代。

「共感」にすごく飢えてるのかなぁ。
「共感」されたいし、「共感」したい。みたいな。


マーケティング3.0は、
なんかとても健全だし、でもめちゃくちゃ不健全でもあるような気がしたり。

4.0にバージョンアップするときには、
どーなっちゃってるんですかねぇ。